私たちの使命


使命 1

移民・国際コミュニティーに対して、家族法支援を行う意思のある語学的、文化的に優れた弁護士リストを作成し、管理します。このリストは弁護士を雇うことが金銭的に可能な人々へ弁護士を紹介するため、また経済的に困窮している人々へ無償または低料金で法的支援を紹介、斡旋するために利用されます。

使命 2

ワシントン州に居住する家族に影響を及ぼす特定の家族法やその他の問題点について、弁護士や裁判官を対象に研修を実施し、移民コミュニティーへの法的支援の効率化を計ります。

使命 3

資格要件を満たす貧困者または経済的に苦しく、法的援助を受けることが金銭的に不可能な人々の直接代理人を務めます。または、該当案件を無償または低料金で引き受ける外部弁護士を紹介します。

私たちの仕事

IFJC は、家庭問題や家族法に関して法的支援が必要な、経済的に困窮している移民家族を援助します。ワシントン州が国際通商や海外からの労働者の拠点となるにつれ、このような法的支援の必要性は増加の一途をたどっています。移民人口の増加、米国市民と結婚した移民や永住者の増加は、ワシントン州において家族法の対象となる国際家族数の増加をもたらしましたが、総じて法の下での権利や法的手続きについてはあまり理解されていないのが現状です。

さらに、 英語を母国語としない人々は、自分たちや自分たちの権利を守ろうとする際にも言葉や文化の壁に阻まれ、家族の中で孤立してしまいます。また、離婚の際、両者の経済的格差も言葉や文化の壁によってさらに広がっていきます。IFJCの法的支援もしくはIFJCから紹介を受ける資格のある人々の大部分は、法的に何が認められているのか、またどのような法的義務があるのかなどの基本的知識が乏しく、結果として、移民である配偶者は不利な立場に立たされ、他者からの間違った情報を信頼してしまった結果、取り返しのつかない状況に陥り、配偶者から経済的に搾取されることが多くあります。

IFJCは、1)語学的、文化的に優れた弁護士リストを管理し、2)国際家族法の問題について弁護士や裁判官に研修を行い、3)離婚手続きが必要な資格要件を満たす経済的に困窮している人々の直接法廷代理を行う唯一の非営利団体です。